A Cat Daydream

猫との日々、書評、映画評、プログラミング、etc…

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』鑑賞

Amazonプライムで観るものないかなぁ〜、と探していたらクチコミ数270以上で4.5点と評価の高い作品が目に止まった。

ジョン・ファヴロー監督・主演の『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』。

ストーリー
ロサンゼルスにある一流レストランの<総料理長>カール・キャスパーは、メニューにあれこれと口出しするオーナーと対立し、突然店を辞めてしまう。次の仕事を探さなければならない時にマイアミに行った彼は、絶品のキューバサンドイッチと出逢う。その美味しさで人々に喜んでもらう為に、移動販売を始めることに。譲り受けたボロボロのフードトラックを改装し、マイアミ~ニュー・オリンズ~オースティン~ロサンゼルスまで究極のキューバサンドイッチを作り、売る旅がスタートした―。

主人公カール役を監督のジョン・ファヴロー自身が演じている。日本ではあまり有名ではないが、『アイアンマン』の監督でトニー・スタークの運転主役でも出演している、見た目はいかついおじさん。

アイアンマンつながりでロバートダウニーJr、スカーレット・ヨハンソンがゲスト出演し、大御所のダスティン・ホフマンも店のオーナー役で出ているが、キャストの中で気になったのはシェフ仲間のジョン・レグイザモ

この人、一度見たら忘れないような悪人顔(失礼)だが、一番最初に見たのはマニアックなアメコミ映画『スポーン』の敵役だったかな。今回も何か悪さをするかと思ったが、全くのいい人役だった。コワモテの人が優しい人だと何故かほっこりするが、俳優としては得なのか損なのかはわからない。他にも悪い人は出てこず、主人公をみんなよく助ける。

劇中ではTwitterがやたらと使われていた。主人公がトラブルを起こす原因がTwitterへの投稿で、またSNSを難なく使いこなす息子とのデジタル・デバイドを描くのに効果的に使われている。今はなき?動画サービスVineも使われていて、何年も後にこのシーンを見て意味が分かるのかな、とは思った。

シェフの映画なので、出てくる料理はどれも目に美味しい。前半は高級フレンチで芸術的な盛り付けをした料理、後半はホットサンドのようなジャンクフードと2パターンの料理が楽しめる。キューバサンドイッチは一度食べてみたいし、ニューオリンズで食べていたローカルフードはどんな味か気になった。

豪華キャスト、料理、ロード・ムービー、SNSといろんな要素を詰め込んでいるものの、破綻せずに短い時間でさくっと観るのに適している。そのあたりが評価の高い理由だろう。

シェフやグルメを題材にした映画はたくさんあるが、チャウ・シンチーが伝説の料理人を演じる『食神』を何故か思い出した。チャウ・シンチーの映画はDVDはヒット作以外ほとんど絶版でプレミア化しているが、Amazonプライムでも観られるようにしてほしいなぁ。

 

食神 [DVD]

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