A Cat Daydream

猫との日々、書評、映画評、プログラミング、etc…

ニャンプレート

最近のみぃちゃんの休日のお気に入り、ワンプレートならぬ、ニャンプレート!

毎週土曜日の計量でニャンプレートか否かの成否が決まるシステム。

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ニャンプレート

無一物とロイヤルカナンカリカリのハイブリッド超健康食!

無一物は水分補給も兼ねている。

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至福のひととき


我を忘れてがっつくみぃちゃんなのでした。

 

【療法食】 ロイヤルカナン キャットフード 猫用 満腹感サポート 2kg

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藤沢公民館Fプレイス『3+3 CAFE』

ランチに近くの焼肉屋ヨンドンに行ったら、新しくオープンしたカフェ『3+3 CAFE』の宣伝をしていたので、午後散歩がてらに行ってみた。

ヨンドンや8CAFEと同じ会社が運営しているらしい。

Fプレイスは公民館だけじゃなくて市民図書室や多目的ホールなどが入った複合施設。

南市民図書館も3月に出来た湘南GATEに移転するが、こういう官民合同で手がける施設が最近増えた。

Fプレイスは南仲通りをまっすぐ進み、ラーメン二郎、パン屋のNOLAN、和菓子屋松月堂を過ぎたところ。

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『3+3 CAFE』は最上階6Fにあり、オープンテラス型。ディナーメニューやアルコールもあるようだが、21時までなのは公的施設だからか。

オープンしたてできれい、オシャレな雰囲気は8CAFEとも共通する。しかし駅前の484カフェといい、藤沢は数字をつけたカフェが多い。

テラスでは藤沢市街を一望でき、江ノ島も望めるが、住宅街なので眺めは・・・ちょっとイマイチ。

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テラス席でアイスコーヒー飲んでいたが、風がきつく寒くなって早々と退散。

夏場には夕涼みで気持ちいいかもしれない。

公民館とか地域支援センターという固い施設主体なので、あんまり来る機会ないかもなぁ。

帰りに松月堂で生ドーナッツ買って帰った。

 

みぃちゃん検診

先日、みぃちゃんを健康診断のために約一年ぶりに病院へ連れて行った。

朝、日向ぼっこしながら、ぬくぬくウトウトしているみぃちゃんをガシッとつかんでキャリーケースに入れて連れて行った。

動物病院は歩いてすぐのところ。

検査内容は体重測定、触診、採血と後は事前に取っておいた便を提出。

本当は尿検査もしたかったが、採尿したことがなかったので、今回は未提出。

体重測定では4.36キロと出た。これはよく体重管理していると褒められるな、と思っていたら、

先生:「みいこちゃんの理想体重は4キロ以下ですかね〜」

主&みぃちゃん:「・・・(マジか)」

:「去年の10月頃はMaxで5.4キロあったんです(汗)そこから1キロも減らしたんです!」

先生:「あっ、そうですか、それはみいこちゃんも飼い主さんも頑張りましたねぇ(笑)では、現状維持で構いません」

主&みぃちゃん:「・・・(ホッ)」

その他、先生に健康に注意するところを色々質問して帰った。結果は一週間後とのこと。

家に帰って頑張ったみぃちゃんにご褒美。よく頑張りました。

 

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えらかったにゃ

垣根涼介『ワイルド・ソウル』感想

垣根涼介の小説を初めて読んだ。大藪春彦賞を受賞したらしいが、ハードボイルド小説向けにそんな特別な賞があるとは知らなかった。今回ハードカバーのものを読んだが、2段組で500ページ以上ある大長編を一週間足らず、最後は駆け足で読了した。

あらすじ

忌まわしい過去を振り切ろうと、男達はそれぞれの別天地(ワイルド・ソウル)を目指す-。東京を縦断しながら、フルスロットルで加速する史上最強のクライム・エンターテインメント。幻冬舎創立9周年記念特別作品。

(「MARC」データベースより)

感想

ブラジルを始めとした南米諸国への移民政策が人口増加や貧困への対策としての”棄民政策”の側面があったことは寡聞にして知らなかった。不毛な土地にあてがわれた衛藤一家とその仲間たちの受難は苛烈を極め、重苦しい。しかし読みにくいかというとそうではなくて、衛藤の過酷で悲惨な経験を通じて読者自身も日本政府への義憤を煽られる。前半最後にやっと主人公のケイが出てくるが、その登場の仕方はこれまでの小説や映画にないパターンで鮮烈。

中盤に入りブラジルの鬱蒼としたジャングルから、現在の東京のアスファルト・ジャングルに場所を移していよいよ復讐譚が始まる。ケイとコロンビアの麻薬カルテルに育てられた松尾が主役となる。

前半の鬱屈とした雰囲気から一転、中盤以降は躍動感に溢れアップテンポで、シネマティックな描写が多い。首都高を300キロ以上で疾走するスポーツカー、高速道路の谷間に燦然と屹立する権力の象徴のようなガラス張りの外務省のビル、火を噴くマシンガン、砕け散るガラス・・・などなど、映画化したらさぞ画面に映えることだろう。

復讐譚ではあるものの、暗さはなく一級のエンターテイメントとなっている。政府のような大きな相手にどうやって復讐するのか興味津々だったが、その方法が陰湿なものじゃなかったので読後感も爽やか。特に終始明るいケイの影のような存在だった松尾が最後に大活躍して、自分の人生を切り開いて去っていくのが痛快だった。

ワイルド・ソウル 上 (新潮文庫)

ワイルド・ソウル 上 (新潮文庫)

 

 

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』感想

 

映画 ミッション インポッシブル フォールアウト 映画 ポスター 42x30cm MISSION:IMPOSSIBLE - FALLOUT 2018 JJエイブラムス トム クルーズ サイモン ペッグ ヴィング レイムス レベッカ ファーガソン [並行輸入品]

トムのトムによるトムのためのアクション映画『ミッション・インポッシブル』第6弾フォールアウトの感想。

あらすじ

盗まれた3つのプルトニウムの回収に成功したIMFのエージェント、イーサン・ハント。
だが、仲間を救出する際にプルトニウムを再び奪われてしまい、同時核爆発を未然に防ぐ新たなミッションが下される。
手掛かりは“ジョン・ラーク"という男の名前と、 彼が接触するホワイト・ウィドウ"と呼ばれる謎めいた女の存在のみ。
世界に刻一刻と迫る<終末の危機>。
チームの仲間や愛する人までもが危険にさらされ、幾つもの<フォールアウト(予期せぬ余波)>がイーサン・ハントに降りかかる・・・!

Amazon内容紹介)

シリーズ比較

acatdaydream.hatenadiary.jp

感想 

最初はイーサンとヘンリー・カヴィル演じるCIAからの監視役、ウォーカーが行動を共にしてバディ・ムービーか?と思わせたが、やはり最後はトム・クルーズの独壇場だった。

序盤の見せ場であるトイレでの格闘シーンは今までになく激しく、まるでジェイソン・ボーンのようにスピード感溢れる。この時戦っていた中国系の俳優が気になって調べてみたら、『フォースの覚醒』のTR-8Rだった。スタントマンとして『スカイフォール』など、多くの作品にも出ているらしい。

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Traitor!の中の人

第6弾ともなるとストーリーも趣向を凝らしているというか複雑で、まず出てくる組織が多すぎてややこしい。CIA、Mi6、シンジケート、その残党で分派の”アポなんとか”などなど、誰が敵味方か理解しづらく一見さんお断りな感じである。ヒロインも前回からのレベッカ・ファーガソン演じるイルサはいいとして、元奥さんまで出てきてイーサンもどっちつかず。奥さん出す必要ある?

『ゴースト・プロトコル』では楽しかったスパイガジェットは少なく、顔をスキャンして変装マスクを3次元プリンターのようなもので作成するアタッシュケースくらい。あとは原点回帰なのか、万能な変装マスクに頼りがち。恒例のイーサンのアクロバティックな潜入ミッションもなく、カーチェイスなど大味なアクションが多めだった。ラストのヘリでのドックファイトはトップガンを彷彿とさせるが、少し長く感じた。

トム・クルーズジャッキー・チェンばりに自身でスタントをこなして、撮影中に骨折までしたそうだ。役者根性には恐れ入るが、だからといって映画が面白くなるかというと・・・疑問。まぁ、十分面白いのだが、CGバリバリのアクション映画に毒されてるのかもしれない。

すでにパート7、8の公開が決定しているらしい。前作ローグ・ネイションと今作はシリーズの中ではシリアス路線だと思うが、次回作はもう少しシンプルなストーリーにして面白ガジェットたくさん出して、ベンジーとのコメディパートも増やしてくれると嬉しいなぁ。 頼むよ、トム!

 

『日の名残り』感想

ノーベル賞受賞をきっかけにカズオ・イシグロを知って、『わたしを離さないで』を読んでいいなと思った。今回、映像化作品を初めて観てみた。

あらすじ

1958年。ダーリントン邸の老執事スティーブンスのもとに、以前共に屋敷で働いていた女性ミス・ケントンから一通の手紙が届く。懐かしさに駆られる彼の胸に20年前の思い出が蘇る。当時、主人に対して常に忠実なスティーブンスと勝気なケントンは仕事上の対立を繰り返していた。二人には互いへの思慕の情が少しずつ芽生えていたが、仕事を最優先するスティーブンスがそれに気づくはずもなかった。そんな中、ケントンに結婚話が持ち上がる。それを知ったスティーブンスは激しく動揺するが・・・。

(出典:Amazon Prime Video)

感想

ノーベル賞受賞をきっかけにカズオ・イシグロに興味を持って観てみた人は多いと思うが、この映画は印象と違ったという感想を持つ人が多いのではないか。原作は一度Audibleで読了というか聴いたのだが、執事のスティーブンスの一人称で「・・・ではありますまいか」みたいな古めかしい独特の語り口調で進行していくところが新鮮に感じる。ナレーターの田村誠一の声も意外とハマっていた。老執事役には若い声だが、女中役のミス・ケントンも演じなければいけないから妥当なところだろう。原作は笑えるシーンも多く、ミス・ケントンとのいざこざもオーディオだとリズム感があって軽妙な雰囲気を醸し出している。

これに対して映画は重苦しい。主演のスティーブンス役アンソニー・ホプキンスは品格のある有能な執事という割には落ち着きがない。ミス・ケントン役のエマ・トンプソンは明るく、茶目っ気を出してちょっかいを出すが、それを受けるスティーブンスの方は空気が読めない感じで余裕がない。アンソニー・ホプキンスはどうもレクター博士の印象が強すぎて、コメディには向いていないようだ。父親が重要な会議中に亡くなるシーンは無表情過ぎて少し怖い。バックグラウンドに不穏な音楽が絶えず流れているのも雰囲気を暗くしている。

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原作と異なっている点がいくつかある。ダーリントンホールの現在の主人は原作ではアメリカ人富豪のファラデー氏だが、映画では会議中に挑発的な意見を述べるアメリカ人議員ルイスがそのまま邸宅のオーナーとなっている。また原作だとスティーブンスが主人のファラデーを喜ばせるためにアメリカンジョークを必死に考えるシーンがあって笑えるのだが、映画ではばっさりカットされている。最後にこの作品で象徴的なセリフ『夕方が一日でいい時間』を語るのは原作では旅先で知り合った老人だが、映画ではミス・ケントンになっていた。多分に演出のための変更だろうが、微妙なニュアンスは変わってくる。

脇役で若い執事と駆け落ちする女中は見たことあると思ったら、『サラコナークロニクルズ』のサラ・コナー役のレナ・ヘディだった。若い頃はキーラ・ナイトレイに似ている。またアメリカ人議員は事故を起こす前のクリストファー・リーヴが出ている。

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サラ・コナーの人

結末も解釈が異なっているように感じた。原作ではスティーブンスが滅私奉公に明け暮れ仕事人間だったこれまでを振り返り、自分の人生を無駄だったのではないかという考えもよぎるが、そうではない、これから暮れていく夕方の人生を前向きに生きようと決意してダーリントンホールへ帰っていく。映画では邸に舞い込んだ鳥が飛び去って、ダーリントンホールを俯瞰していくところで終わる。最後まで執事の人生は籠の鳥のようなものだと暗喩しているようで、それだとテーマが変わるというか、カズオ・イシグロの言いたいことと違うような気がした。原作の持つ魅力のおかげで執事を主人公にした地味な物語にも関わらず、ストーリー展開こそ面白いが、洒落っ気が薄れ重苦しさばかりが目立ったのが残念だ。